ドローンを初めて購入する方は何を基準に選べばいいのかが分からないと思います。そこで簡単に自分にあった最適なドローンの選び方を紹介していきます。
基本的に安価なドローンでなければ、カメラは搭載されています。ですがドローンの価格で性能が大きく分かれてきます。一般的な価格の差で異なる性能を簡単に比べてみます。まず大きな違いはGPSの有無です。これによりGPS搭載のドローンは「自動ホバリング」「自動操縦」などが行えます。この「自動ホバリング」ですがGPSがない機体では、風の影響で機体が流されてしまう場合もあります。簡単にいうと操縦が難しくなります。
映像の違い トイドローンでもカメラが付いている物は多くあります。ですがカメラ解像度が様々です。DJI TELLOだと静止画500万画素ですがDJI INSPIREは2080万画素で動画は5.2Kの解像度があります。その他にもジンバル（動画のぶれを抑えてスムーズな撮影を可能にする機械）の有無もあり、撮影画像に大きく差が出ます。
機体の大きさ 大きい機体であるほど、安定感のある飛行が可能ですし、重量物も搭載できます。小さい機体ですとバッテリーも重量物と考えれば、バッテリーも小型の物を選ぶ必要があります。当然飛行時間も10分～15分程度です。大きさがある機体は20分～40分（色々ありますが）と飛行時間に大きな差が出てきます。ただ大きい機体は持ち運びが大変、価格が高い、取り扱いが大変などのデメリットもあります。
通信距離 これも大事な要素の一つです。基本ドローンはプロポの電波を受け操縦しています。機体によって通信距離も変わってきます。50ｍのドローンもあれば数㎞まで可能なドローンもあります。通信が切れてしまえば、糸の切れた凧のように制御が出来ずに暴走、墜落ということも考えられます。（GPS有では通信が切れた際に、自動で帰還する機能も備わっている製品もあります）
価格 なんと言っても価格が重要なポイントでもあります。安価なものは1万円以下で購入できます。ですが先ほど挙げた「DJI INSPIRE」は仕様の違いはありますが、20万以上です。かなり大きな違いですね。ですが値段優先より何にドローンを使用するかで判断をしていった方が良いと考えられます。妥協して用途に適していないドローンを飛行させると、事故の原因になりかねません。
ドローン選び 用途、性能、価格で判断と言ってしまうと、適切な選び方は？と言われそうですが・・・総合判断で適切なドローン選んでください。用途に合っていないドローンは墜落、事故の原因になりかねません。安全に飛行させることがドローンパイロットの一番重要な部分です。またドローンの性能が高くても法律等で飛行空域を制限されている場所などもあります。飛行させる時には、十分注意して飛行させてください。